マーガリンじゃ困るんだよ

吾輩は喪女である。彼氏はまだない。

わたしは積極的にカテゴライズされたい人間

「日本人はカテゴライズが好きな人種だ」と、先日藤田玲さんが言っていましたね。カテゴライズするほうも、されるほうも、そのほうが安心するんだろうなあと思います。

 

数年前から、わたしは「腐女子」と自称することをやめました。BLは好き。とても好き。だけど、二次創作で読みたいとは思わない。というか、原作で「この二人は恋愛です」と明記されていないのに恋愛関係にすることができなくなってしまった。もともと自分から商業BLを買って読むほどアクティブでもなかったので、わたしはいわゆる「腐女子」としての活動をしなくなっていきました。

でも、たまにものすごーーーく好きな関係性の男たちが出てくる。それで最初は、「もしかして、わたしまだ腐女子なのかな?」と思う。二人のBLもいける気がしてくる。それでも作品と向き合って、キャラクターについて深く考えるにつれ、「やっぱり恋愛関係ではないな」と結論付けてしまう。そんなことを、いろいろなジャンルでやってきました。

「好きな関係性の男二人」をBLと、恋愛関係とカテゴライズしてしまえばきっと楽なのかもしれない。でもわたしにとって、(狭義の)BLとは、恋愛関係であることを指します。もしくは、恋愛関係でないにしろ肉体関係を伴うもの。その両方に当てはまるもの。それがわたしにとっての狭義のBL(狭義の、とつけるのは、ほぼ「エモい」と同義でBLという言葉を用いる場合があるためです)。

「好きな関係性の男二人」は、友情という言葉では頼りなく、互いに(もしくは一方的に)向ける感情が苛烈で、尋常でない執着がそこにあり、だからといって恋愛とも違う、そんな関係性。友情にも恋愛にも収束できない関係性。カテゴライズできない二人。そんな二人が好きなんです。

友情じゃないから恋愛だ、BLだ、と言ってしまえれば、「腐女子です!」と堂々と名乗れるけれど、だって二人は恋愛じゃないんだもん!!!!!!

カテゴライズできない関係に、カテゴライズできない自分。「おたく」という大枠に甘えている自分。別にそれが嫌だなあとは思わないけど、インターネットにいると、肩身がせまいなあと感じます。

「我々はカテゴライズされない二人の男の関係性が好きな人種です」と、腐女子みたいにわかりやすい言葉があればよかったのになあ、とぼんやり思いました。