マーガリンじゃ困るんだよ

吾輩は喪女である。彼氏はまだない。

雑記

もう何年も前の話になるんですが、一瞬だけオタク系ショップでバイトしていたことがあります。当然周りはおたくしかおらず、気の合う人もいるのだろうなと最初は楽観的に考えていました。

当時は黒子のバスケが大人気でした。わたしは別段好きでも嫌いでもなかったのですが、とりあえず流行り物なので冷やかし感覚でアニメは見てたしコミックスも20巻くらいまで読んでいました。好きなキャラクターは、ダントツで相田リコさん。繰り返しますが、黒子のバスケに対する愛着は申し訳ないことにそこまでなかったけれど、相田リコさんのことは本当に本当に大好きで、今でもとても好きなキャラクターです。

当然、バイト先でも黒子のバスケの話が上がる。誰かが「どのキャラクターが好きなんですか?」と言う。わたしは「リコちゃんです」と、そう答えました。

「えっ、女のキャラが好きなの?」

控えめに言っても衝撃でした。女の子が好きだと駄目なんだろうか。わたしの発言で一瞬白けたムードになったけど、少しして何事もなかったみたいに別の男キャラクターの話に移っていきました。

また、当時流行っていたBLカップリングの話になり、わたしはその時からもうBLはあまり好きではなかったのでとりあえず話に合わせて「その二人だったらA×Bかなあ」と言うと、「は?B×Aでしょ」とばっさり言われてしまいました。世間的にその二人は人気で、どちらかと言えばB×Aが優勢かなというのも知っていたのですが、ここでもわたしは失敗してしまった。あと二つほど印象に残っている出来事があるんですが、あまり書いてもあれなので割愛します。

 

これらの経験から、「自分はオタクマイノリティなのだ」という感情をはっきりと自覚するようになりました。マイナーアピールをしているわけではなく、純然たる事実として、わたしはおたくとして少数派なんだ。どぎつい性的嗜好があるわけでもなく、いわゆるマイナーカプといった、母体数が極端に少ないカップリングが好きなわけでもない。だけれども、どうしたって、世間とそりが合わない。男女カップリング自体が女性向けオタク市場ではマイノリティの立場であるものの、男女カップリングの人だから仲良くできる、というわけでもない。解釈が一致する人じゃないといやだ!!!とわがままを言いだす。

普通ならある程度妥協したり、他人と合致している点のみを抜き出して周りと仲良くしていくのだろうが、それができない。オタクマイノリティであると同時に、人間としての器が極端に小さいという自覚はあるんです。融通が利かない、自分の理想を周りにも押しつける・強要しようとする、自由な二次創作に理解を示そうともしない。わかってる、オタクマイノリティ以前に自分の心があまりに狭いことはわかってるんです。だからってこれを捻じ曲げるくらいだったらジャンルを出ていったほうがマシとすら思うのに、ジャンルを抜けたところで次のジャンルでも同じことをやるのは目に見えている。

生き地獄じゃ〜ん!とケラケラ笑いながら、人間性がおたくなのでおたくやめらんねえな〜と電車に揺られている今日この頃です。